ブータン Bhutan
GNH 世界一を目指す国
GNH=Gross National Happiness (国民総幸福量)

お土産 (Surveniors) 

観光地に行っても、お土産屋はありません(正確に言うと、一軒ありましたが、閉まってました)。
ということで、これらのお土産は、全てパロの商店街をぶらぶらして買い集めたものです。
高級お土産屋もありましたが、チベット仏教系のお土産が中心で、品揃えとかを考えると、チベットやネパールの方がいいものが入手できるような気がします。
では、がっかりかというと、そうでもなく、いろいろユニークなものもGETできました。

やはり、このおどろおどろしい密教系グッズは、外せません。
これは、家を建てる時の祈祷用の仮面のようです。悪い霊を追い払ってくれるのだそうです。
ブータンのお祭りは、有名で、その時の仮面には、多くのユニークなものがあります。
これらを集めるだけでも面白いかもしれません。
このどぎつさは、日本の密教にはありません。
チベット、ネパールと探訪してきたので、密教法具類は、相当たまってきたのですが、これは、まだ未入手でした。
密教法具類は、値段がピンキリです。
本当に古いものを集めたら、味わいがあるかもしれません。これは、かなりちゃちです。

これは、ガイドさんがお土産にくれたものです。ブータンの弁当箱です。
竹でできていて、パッコンパッコンするので、二つをはめ込んで、簡易ボックスになります。
布のひものようなもので、開けますが、これを持ってぶらぶらさせることもできるすぐれものです。
日本で流行らせられないかな?
地元では、バンチュと呼ばれています。

ブータンの織物は、いいです。
ただ、お店の人が、あまり詳しくなく、素材などはよくわかりませんでした。
でも、この伝統的でありながら、モダンな柄は、日本の家にもフィットするもので、早速重宝しています。
作りもしっかりしていました。
ブータンの切手は、有名です。
何せ、国際社会へのデビューが、万国郵便連合への加盟だったというぐらいですから。
といっても、パロの商店街では、一軒しか扱っている店は、見つかりませんでした。
仏画のいい切手があったのですが、数万円もしたので、諦めて、他のを探したら、ほとんどゲテモノに近い切手ばかり。かつての切手小僧には、許し難い意味不明の切手が多いです。
これは、北斎没後150周年記念切手?
かつ、中の二枚は、明らかにインチキ。北斎のものと確認できたのは、左上の”諸国名橋奇覧”のみ。ビードロ女は、歌麿のような気もするのですが。
そもそもなぜ、ブータンで、北斎没後150周年記念なのかがわかりません。
3Dの切手もたくさんあったのですが、題材が今一で、付き合っているとキリがないので、金属プレートの方の切手シートの方をGET。
よく見ると、1975年発行の、国王の20歳の誕生日を祝う切手のようです。王様になったのは、まだ16歳!の時だったんですね。
ただ、一番左上の最も高い切手でも、5ニュルトラム(約10円相当)。現在のブータン国内の郵便料金です。
この切手を使った人がいるとは、絶対思えないのですが。
ちなみに、この切手達も全て外国で印刷されているのだそうです。